ダメっぷり日記

■2006年10月15日（日）20:06　「舞踏会のレッスンへ」　ジュディス・アイボリー

「ロマンスを諦めるな」という獅子丸さんの励ましの声に応えて、またヒストリカルロマンスを買って来ました。
「ピグマリオン」というか、「マイ・フェア・レディ」の男女逆転版でございます。

舞台はビクトリア時代のロンドン。
元侯爵令嬢で言語学者でオールドミスのヒロインが、コンウォール訛り丸出しのネズミ取り男を教育して舞踏会で貴族に見えるように仕立て上げるというお話。
最初は小汚いヒゲ面でシャツははだけてズボンからはみ出してるし、訛りが酷くて周りの人には話が伝わらんしという惨澹たる様なのだけれど、実は地はよろしい上に読み書きもできるし、頭だって回転が速いのさというお約束。

話の筋も分かってるけれど実に楽しく読めました。
ネズミ取り男の飼ってるイタチが可愛いのもポイント高し。
こういう話をお手本にすればいいのかしら……って、ここで元ネタ明かしちゃったらもう使えないわね。しまった。

■2006年10月14日（土）22:36　「スパルタ総攻撃」は40年以上前の作品だしね

戦闘シーンがノンビリしているというか、いまいち迫力に欠けるのは仕様がないのでしょう。期待したファランクスの方形陣が強そうじゃなかった……
でも装備品は史実に合ってそうです。ペルシアの籐製盾が映ってたし、ちゃんとスパルタも胴着を着けてるしね。
一方「300」は戦場でこのスッポンポンは無いだろう！ですが、映像技術の進歩と軍隊さながらのトレーニングで鍛えられた俳優陣の動きで、猛烈に大迫力の画面になる事が期待できます。

「ロマンチックな萌え」は獅子丸さんに教えて貰ったWeb漫画サイトで大満足・大満腹しました。見に行って幸せになっちゃった。
というわけで、私に残されたものはこういう（↑）路線しかないっ！

■2006年10月13日（金）17:09　 Shield技は怖かったな

「300」の予告編だの「炎の門」だのを見ていて思い出すのが、DAoCで前線に出ていた日々。

１チーム対決（８人対８人）ならいいのですが、100対100レベルの衝突になるともう全然状況を掴むどころではなく、自分のギルドの仲間がどこに行ったかも分からなくなってしまって回復役のくせに役立たずになってしまった事もしばしば。
ディスプレイの向うに展開されている光景の迫力は、はっきり言って今日入手した『スパルタ総攻撃（1961年製作）』のテルモピュライなんて目じゃないですよ。
降り注ぐ弓、魔法、投石器からの礫弾。

ロートルプレイヤーが「みんなどこ～～？」とふらふらしているうちに、敵の戦士に盾でぶん殴られスタン（麻痺）してしまい、手も足も出ないうちにナマス斬り→御陀仏のコース。
本当に戦士系の盾技は恐怖でした。

あのプレイ期間、2～3年のバーチャル経験がクラッシックな戦闘の出て来る映画や小説でリアルに甦って来るおかげで、そういう場面に余計にドキドキしてしまうのかもしれません。

今でも続けている昔のギルド仲間のサイトによると、敵国にキャラを作って手軽に立場を変えて参戦できるようなシステムに変ってしまうそうで、「国をあげて戦」っていた熱い時はもう味わえなくなってしまうのかも。
しかし、いい歳こいて戦争ごっこに興じている様はやっぱりヒンシュクもんだったかな。

■2006年10月11日（水）09:54　グレンデル母と母は似ている

実母に「Beowulf&Grendel」を見せたら、自分でそう言っております。
鏡に己が姿が映るたびに「そっくりだわ……」と思って結構落ち込むそうです。
いいじゃんねぇ、トロルママはベーオウルフを引っつかんでぶん投げるほどパワフルだし。ぜひ目標として頂きたい。
そんな母と私は物凄くよく似ていると家族まで言います。
老人になった時私もグレンデル母になるのですね。ただし弛み加減の。

■2006年10月10日（火）10:17　耳石が悪いんだと

この「頭フカフカ症状」は大した事ではなく、頭をそっと動かして過ごしていればそのうち治る筈と診断されました。
まだ怠くて始終「たれて」おりますが、おかげで本だけは読めると。
でも買いに行けないからまだ高村先生の２話目の載ってる「月刊新潮」が入手できてないです。合田さん、加納兄、どうなってるかしら……
間もなく図書館に予約した「Op.ローズダスト」の順番が回って来るのに、いつ取りに行けるかしら……
そんな訳で「300」繋がりで「炎の門-小説テルモピュライの戦い-」を読み直し、涙ダレダレになっておりました。泣けるよぅぅぅ。

■2006年10月09日（月）08:08　傾く

せっかくの連休だというのに寝込んで２日目。
身体を起すとふら～～～んとしてよろけるのであります。目眩いではない。天井回らないし、吐き気もしないのです。ゲームで3D酔いを食らった時に比べれば楽なのですが。
ただ寝ぼけている様に姿勢制御ができないという……
座っているとだんだんたれパンダのように崩れて来ます。
危ないので寝っ転がっているしかないのですが、お陰で「邪魅の雫」が読めてしまいましたよ。
この有り様では車でスーパー行っちゃうぜ計画は禁止。
お絵描きも無理。
せっかく「悪魔の手鞠唄」のDVDも借りたのに。

■2006年10月07日（土）21:33　オロチいいな～～

ここで発表会の動画が見られるのですが、特にこの白い車体の方！
絶対夜中にガレージの中で赤い舌チロチロ出してますよ。
うっとりですね。制作中に既に物の怪ですね。
もっとチッコイ廉価版で（ウチのガレージにも入る奴で）お値段1/10の出ないかな～～。出ないよな～～。マーチをベースにしたビュートだって250万くらいするもん。
どうせ今更買えないけど。

■2006年10月06日（金）22:38　王妃の衣装も大変だ

「300」のスパルタ軍は信じられないほど装備の薄い格好ですが、女性もかなりアブナイお召し物で。
ペルシャの使者に剣を突きつけている亭主の後ろの王妃。背中丸出しの薄物です。
さすがは男女共子供の頃から真っ裸で鍛え抜かれる国。見せて恥ずかしいような弛んだ身体はしていないってか。

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